2022年1月10日
寒さが厳しさを増す今日この頃。
あまりの寒さに、気付いたら肩をすくめて縮こまるような姿勢になっていたりすると、肩凝りに繋がることも。
冬ならではの肩凝りに。今回はその解決法をお伝えします。
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そもそも、肩凝りとはどんな状態なのでしょうか。
よく、首から肩にかけてが痛んだり、その辺りの筋肉が硬くなり揉んでもらうと気持ち良かったり。
でも実は…
痛みの出ている箇所や筋肉が悪さをしている訳ではないことが多いのです。
《痛みは結果》とお伝えすることが多いのですが、そもそも悪さをしているのは首でも肩でもなく…『胸』の筋肉なことがあります。
胸の筋肉が硬くなり、首から肩の筋肉は常に引っ張られながら頭の重さを支えてくれます。ただそれはかなりの負担。そして疲労に繋がり、結果肩凝りとして現れることが多くあります。
先程お話しした胸の筋肉の正体は『大胸筋』という筋肉です。
腕と体幹(体)を繋ぐ、胸にある大きな筋肉です。
大胸筋が縮こまると、逆に首から肩にかけての筋肉は常に引っ張られる状況になり、結果肩凝りに繋がりやすくなります。
寒さで肩をすくめた姿勢=大胸筋が縮こまる姿勢
冬の寒さが肩凝りを引き起こしやすくなる一因です。
大胸筋のストレッチを日課にすることで、冬の肩凝りを予防しやすくなります。
①壁沿いに立ち、肘を曲げた状態で片腕を壁に沿わせる
②優しく腰の向きを変え、胸の前を伸ばす
③呼吸を止めず15秒(3回ほど繰り返します)
(痛みやしびれの出る方は、決して無理せず、医療機関の受診をお勧めします)
胸の前を気持ち良く伸ばして、寒い冬でも身体は快適な状況でお過ごし下さいね。