子どもの『脳』のおはなし

Kyoko
皆さん、こんにちは!
私は、子供たちの心と体にじっくり向き合える
キッズヨガ・ジュニアヨガのインストラクターとして活動しています。
今日は、日々成長している『子供の脳』について
お話したいと思います。

心はどこにある?

脳は、記憶と人格の拠点です。

経験から様々なことを学び、動作・思考・感覚…

全てをコントロールしています。

そして脳は、感情においても重要な役割を担っています。

「心はどこにあるの?」と聞かれたら何と答えますか?

心臓のあたり…? 頭の中…? 体全体…?

とても難しい質問ですが、その人の人格を形成するのに、脳が関わっているのは間違いないようです。

脳は何歳で完成する?

子供の体と心は日々成長しています。

そしてもちろん、脳も成長の真っ最中です。

言葉を理解し、話し、勉強を覚え…

毎日たくさんの事を吸収してどんどん成長しています。

そんな子供の脳は、何歳で成熟すると思いますか?

なんと……20代半ば!!

それまでの子供の脳は、常に発展途上であり、変化が激しいものなのです。

脳の成熟度とは?

脳の成熟度は、脳全体がどれだけ連携をとって機能できているかによります。

専門用語は難しいので、わかりやすい言葉で説明すると、

「感情」と「理性」をどのように統制・連携させるか。

小さい子供ほど、脳内の感情を司る部分が大きく、理性を司る部分が小さいため、感情を理性でコントロールすることが難しい段階にいます。

段々と理性の部分が発達していき、感情と理性のバランスが取れてきます。

その連携をスムーズにさせるために大切なのが『声かけ』です。

脳の発達に必要な『声かけ』

まだ未熟な子供の脳では処理できない感情を、声かけにより「気づき」としてフィードバックしてあげます。

失敗をした時や、癇癪を起こしているときに、ただ怒るだけでは子供の脳では学習ができません。

その時の感情を代弁してあげることで、その感情を理解し

そんな時はどうしたらいいのかを一緒に考えることで、行動を学習します。

それを繰り返していくことで、脳(感情と理性の部分)が統合され、感情のコントロールができるようになってきます。

周囲の大人のサポートを受けながら、子供の脳は発達していきます。

10代・思春期の脳

そして、感情と理性のバランスがだいぶ取れるようになってきたな…と思ったころにやってくる思春期。

これも脳の成長が関係していると言われています。

10代に入ると、脳内に急激な構造変化が起こります。

より効率良く、より統合性を高めるために、脳の多くの領域に大規模な再構築が行われるのです。

その影響で、自分でも抑制しきれない感情、スリルや刺激を求めた危険な行為…など。

周囲の大人を困らせることもある、いわゆる反抗期です。

関わる大人も大変ですが、子供自身が一番、脳の変化(本人にとっては感情の波)に戸惑っています。

体はどんどん成長していきますが、頭の中はまだ未発達。

衝動抑制などの理性の部分の機能は、一番最後に成熟します。

強い感情を抑制できるようになるまでには時間がかかる…ということを理解し、子供に接してあげることが大切です。

大人が一緒になって感情の波に巻き込まれないように気をつけましょう。

この時期もやはり、共感することで本人の気づきにつなげていくことが大切です。

私自身も思春期に突入した中1男子をもつ親です。

何を言われても「脳が順調に発達している証拠…」と平常心。

…を心がけていますが、我慢ならない時ももちろんあります。

でも、成熟した脳を持っているはずの私たち大人が、子供と同じ土俵に立たないように気をつけないといけませんね。

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